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施工内容

シロアリの専門技術を身に着けたプロが対応いたします

  • しろあり防除施工士
  • 防除作業監督者
  • 文化財虫菌害防除作業主任者
  • 文化財IPMコーディネータ
  • 木材保存士
  • 木材劣化診断士
  • セントリコン・テクニカルマスター

「しろあり防除施工士」を始めとしたシロアリ防除業に必要な各種資格を持ち、多くのシロアリ被害現場を知る専門スタッフが、無料調査・お見積もり・施工を行いますので、安心してご依頼いただけます。

→ 安心ポイントを見る

当社のこだわりシロアリ対策

こだわりのシロアリ対策

私たち西日本シロアリ防除は、駆除と予防を融合した「防除」という視点で、お客様の大事な住宅をシロアリからお守りいたします。
日本で家屋害虫に分類される主なシロアリは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」の2種類で、シロアリの種類によって生態の特性が異なります。
建物に生息しているシロアリの種類、住宅構造、居住者の条件、予算を踏まえて、お客様のご希望内容に合わせた方法をご提案いたします。
当社でシロアリを駆除・予防する方法をご紹介いたします。

ITM(総合的シロアリ管理)

ITM
ITM(Integrated Termite Management:総合的シロアリ管理)とは、画一的な防除法ではなく「化学的対策法」「物理的対策法」を組み合わせたオーダーメイド型のシロアリ防除法です。
一般的なシロアリ防除とは異なり、維持管理によるシロアリ被害の早期発見、早期駆除を行うシロアリ予防法の考え方です。

マイクロ波を使った『非破壊型シロアリ検査機ターマトラック』などのハイテク機器を活用し、確実駆除のケミカル施工だけでなく、レスケミカル施工(少量の薬剤使用)、またはノンケミカル施工(化学合成薬剤を一切使用しない)の両方のアプローチを組み合わせたシロアリ防除対策も可能です。

シロアリの早期対応で住宅の耐久性を向上させます

非破壊調査

早期発見

マイクロ波の照射で住宅内部のシロアリを検知する「非破壊型シロアリ調査」でレーダー反応を見ます。

侵入防止

侵入防止

ケミカル施工・レスケミカル施工・ノンケミカル施工を駆使してシロアリの侵入を防止します。

早期駆除

早期駆除

シロアリを発見したら、被害が大きくなる前に早期対応をして影響を最小限に留めます。

※ITM関連キーワード:IPM

害虫駆除分野に類似する言葉「IPM(Integrated Pest Management:総合的有害生物管理)」があります。
1962年にレイチェル・カーソンの沈黙の春(Silent Spring)という有名な書籍では、農薬や殺虫剤に使用されるDDTが自然界を汚染し、人間に大きな被害を及ぼすということに警鐘鳴らしました。その後、日本を含めた世界中に影響を与え、IPMという考え方が受け入れられるようになりました。

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ケミカル工法(化学合成薬剤処理)

即効性のある従来型施工

ケミカル薬剤
当社でもシロアリ予防の施工割合が9割を超える、シロアリ防除薬剤の注入・散布によってシロアリを駆除する一番オーソドックスなシロアリ駆除方法です。
床下や玄関勝手口、在来式浴室で作業を行い、主には「土壌」「木部」に対しての防除施工を行います。シロアリ駆除の確実性が高く、即効性が最もあります。
ケミカル工法には化学合成薬剤を使用しますが、当社ではシックハウスの原因と考えられるVOC13物質を使用しない、シロアリ防除効果と人体への安全性の認められた「日本しろあり対策協会」認定薬剤を使用しているため、安心してケミ カル工法でのシロアリ防除をご利用いただけます。
ケミカル工法の種類 メリット デメリット
バリア工法 ・床下に入って目視で薬剤を散布注入するため確実性が高い ・建物に薬剤を注入するための孔をあける必要がある
ロッジング / トレンチング工法 ・宅内に入る必要がない ・地下水、土壌汚染に注意する必要がある
・配管事故のリスク

ケミカル工法のメリット・デメリット

  • 【メリット】5年保証が可能。シロアリ予防は料金が比較的安価。短期間で防除完了。
  • 【デメリット】建物に薬剤を注入するための孔を開ける必要がある。新生児、胎児、妊婦が居住する家にはお勧めしていない。

こんな方にオススメ

  • 費用を抑えてシロアリを予防したい!
  • 一日でも早くシロアリを駆除をしたい!
  • 隙間なくシロアリ対策をして欲しい!
  • 長期間の保証をして欲しい!

アプローチ例

■アプローチ箇所(土壌/木材) … 主な処理方法(木部吹き付け処理/土壌散布処理/穿孔処理など)

穿孔注入処理(床下)
穿孔注入処理(床下)
木部吹付処理(床下)
木部吹付処理(床下)
土壌処理
土壌処理(床下)
土壌処理(玄関)
土壌処理(浴室)
木部処理(玄関)
木部処理(玄関)
玄関ポーチ処理
玄関ポーチ処理
浴室土壌処理
土壌処理(浴室)
浴室壁内処理
壁内処理(浴室)
土壌処理(侵入経路)
土壌処理(侵入経路)

シロアリへの効果

薬剤に触れたシロアリだけでなく、シロアリのグルーミング行動によって仲間のシロアリまで成分が伝播して、巣全体に殺蟻成分が行き渡ることが期待できる即効性に優れたシロアリ駆除剤を用いた駆除を行います。

■ノックダウン例①
イエシロアリの駆除
■ノックダウン例②
ヤマトシロアリ駆除
使用薬剤紹介

レスケミカル工法(少量の化学合成薬剤処理)

安全性と防除効果のバランスが取れた施工

レスケミカル施工
レスケミカル工法は、なるべく化学合成薬剤を少量で済ませる方法のため、防除効果と人や環境への安全性のバランスが取れたシロアリ防除方法です。
シロアリには餌場に仲間を誘導し、仲間でエサを分けあう習性があります。その修正を利用したのがベイト工法。設置した薬剤の入ったエサを発見させることで、数ヶ月で巣全体に薬剤が行き渡り、巣を根絶します。その後、別の巣からの新たな侵入の有無を監視します。
ベイト工法は薬剤散布しないので、環境負荷が軽減されるだけでなく、アレルギー体質の方や妊婦さん、赤ちゃん、ペットがいるご家庭でも安心して利用することが可能です。
レスケミカル工法の種類 メリット デメリット
局所的なケミカル施工 ・環境負荷が減る
・安全性の向上
・未施工部分からのシロアリの侵入リスクがある
ベイト工法 ・薬剤の飛散がない
・シロアリの巣ごと駆除できる
・安全性が高い
・アレルギー体質、妊婦、赤ちゃん、ペットがいても安心
・巣の駆除までに時間がかかる
・全面施工には予算が必要
維持管理型ベイト工法 ・薬剤の飛散がない
・シロアリの巣ごと駆除できる
・安全性が高い
・アレルギー体質、妊婦、赤ちゃん、ペットがいても安心
・初めから固形薬剤のため、最短で駆除ができる(セントリコン・オールウェイズ・アクティブ)
・初めに餌木を使用するため薬剤の投入時間が短い(サブステック)
・ケミカル施工よりも予算が必要

レスケミカル工法のメリット・デメリット

  • 【メリット】局所的なケミカル施工やベイト工法等、化学的に合成された成分の使用量を抑えた施工法のため、環境負荷が低減、人やペットへの安全性が高い施工が可能。
  • 【デメリット】定期的な点検が必要

こんな方にオススメ

  • 薬剤散布のないシロアリ対策がいい!
  • 妊婦・赤ちゃん・ペットに優しい施工がいい!
  • できるだけ薬剤使用量を少なくしたい!
  • 侵入リスクの高い場所だけ薬剤を撒いて欲しい!
  • 効果があって安全性の高い対策がいい!
  • 施設で臨機応変に対応して欲しい!
  • アレルギー体質なので使用薬剤が心配!

アプローチ例(ベイト工法の場合)

事前調査

01.事前の現場調査

専門の施工技術者セントリコン・テクニカル・マスターが、建物の床下や庭の樹木などを点検し、シロアリによる被害状況や活動範囲をあらかじめ調査します。

防除開始

02.防除開始

建物の周囲に、薬剤の入ったエサ(リクルートHD)入りの容器(RTIステーション)を設置し、シロアリ防除を開始します。

シロアリの活動状況の確認

03.シロアリの活動状況確認

あらかじめお客様とお約束したスケジュールに基づき、薬剤の入ったエサ(リクルートHD)の状態とシロアリの活動状況をチェック。エサが一定量減っていた場合は、新しい薬剤と交換します。

シロアリへの効果(ベイト工法の場合)

セントリコンAA
シロアリの餌となる薬剤の入った容器を設置後、シロアリがいた場所には餌の薬剤にシロアリがつき、最終的にはこの写真のように薬剤が消費されます。これはシロアリが薬剤を食べた結果であり、薬剤を食べたシロアリは脱皮ができず、衰え死んでいきます。
ベイト工法(セントリコン・オールウェイズ・アクティブ)ではこのようにして、巣を根絶に導いていきます。
使用薬剤紹介

ノンケミカル工法(化学成分を不使用)

自然由来の薬剤を使用した、人にも環境に最も安全な施工

人や環境に安心の薬剤
ノンケミカル工法は、化学合成薬剤を一切使用せず自然由来の成分を使った薬剤を利用する、人と環境への安全性が最も高いシロアリ防除方法です。
ノンケミカル工法の種類 メリット デメリット
点検型シロアリ管理 ・薬剤を一切使用しない
・早期発見早期駆除
・安全性が最も高い
・建物は無防備の状態
・定期的な点検のための時間と費用が必要
・ケミカル施工よりもコストが高くなる場合がある
・イエシロアリ被害が多い地域には適さない
ホウ素系防蟻剤での施工 ・安全性が高い
・副次的に防腐効果がある
・成分が木部表面に付着する限り効果が続く
・雨水に成分が流れる
・ホウ酸だけでの対策は防蟻効果が低い

ノンケミカル工法のメリット・デメリット

  • 【メリット】化学的に合成された成分を一切使用しない為、環境や人への安全性が最も高い
  • 【デメリット】防蟻効果としては低くなるため、地域によっては適さない。定期的な点検が必要。

こんな方にオススメ

  • 薬剤を全く使って欲しくない!
  • シロアリが発生しても早期に駆除ができれば良い!
  • 土壌など環境への影響が気になる!
  • 自然由来の成分を使いたい!

アプローチ例(モクボーペネザーブの場合)

木材に保護層

保護層を形成

木材が高含水状態(腐朽する状態)になると、主成分が木材内部へ浸透し木材中に保護層を形成。長期間安定した効果を発揮します。

自由水による浸透の仕組み

自由水により浸透拡散

木材中に保護層を形成し、木材中の自由水が存在する限り、樹種を選ばず薬剤が浸透拡散します。

自然素材のホウ酸

自然素材のホウ酸でほぼ無臭

主成分は自然界に広く存在するホウ酸で、ほとんど臭いがなく安全性が高い薬剤です。ホウ素の鉱石は露天掘りで採掘されています。

ホルムアルデヒド試験

ホルムアルデヒドを含まない

ホルムアルデヒドやキシレンなど問題となる揮発性有機化学物質を含みません。したがって高気密住宅での使用に最適です。
試験機関:(株)ダイヤ分析センター
試験方法:JIS A 1901(小型チャンバー法)

熱への安定性

熱にも成分が極めて安定

100℃加湿下にて7日間設置した場合の残存率が100%もあり、熱に対して極めて安定しています。

断熱材への影響試験

油脂・界面活性剤を含まない

溶剤に油脂や界面活性剤などを含んでいないので、配管や断熱材などの樹脂製品に悪影響を与えません。断熱材への影響を実験。左がペネザーブに浸漬させ、右が『油溶剤』に浸透させ変形したもの。

効果(モクボーペネザーブの場合)

ホウ酸の防蟻効果

木材の防腐・防蟻

防腐・防蟻効果があります。
試験機関:京都大学
試験方法:JIS K1571(2010)付属書A(規定)による用途限定のための防腐性能試験及び防蟻性能試験

防蟻効果の長期性

長期間の効果

主成分のホウ酸は無機物のため、分解や揮発がなく長期間の効果が期待できます。

使用薬剤紹介